MacでPython( virtualenv と virtualenvwrapper ) ②
昨日の続きをさくっと書く
MacでPython( virtualenv と virtualenvwrapper ) ① - Study03.net 対シンバシ専用
昨日までで、virtualenv の使い方はなんとなく分かったと思います。ただ、
・virtualenvを作る ・virtualenv環境に切り替える
というのはまだメンドクサイので、簡単にvirtualenvを使うためのvirtualenvwrapperを導入しましょう。
実はおとといのエントリで既に、virtualenvwrapperはつかるようになっているはずですので簡単な使い方だけを書きます。
Mac で Python - Study03.net 対シンバシ専用
1. 仮想環境を作る
buchoという仮想環境を作ってみましょう。
mkvirtualenv bucho
このコマンドを叩くと
(bucho)imac:hoge tell_k
こういう表示になって仮想環境が作られましたね。仮想環境はどこに作られたのかというと
~/.virtualenvs/bucho
に作られました。では deactivateして、 一旦仮想環境から抜けて、今度は、「s-tanno」という仮想環境を作りましょう。
mkvirtualenv s-tanno
ここまでで、「bucho」と「s-tanno」という二つの仮想環境を作ったことになります。
2. 仮想環境を実行する
virtualenvのみの場合だと仮想環境を実行するときは
source ~/.virtualenvs/bucho/bin/activate
みたいな事をしなければいけませんでしたが、virtualenvwrapperがあると
workon bucho
で簡単にbuchoの仮想環境が実行できます。「workon s-tanno」とすれば今度はs-tannoが実行できちゃいます。
便利ですね。
3. 仮想環境の一覧を見てにやにやする。
こうやって仮想環境を作っていくと、仮想環境が今何があるのかわからなくなりそうなので、そんなときは
workon
とだけ打つと
$ workon bucho s-tanno
一覧がみれて、おぉs-tannoとbuchoがいるという事が認識できます。
4. 仮想環境を削除する。
あとはいらなくなった仮想環境を消したい時は下記のようにすれば良いです。
rmvirtualenv bucho rmvirtualenv s-tanno
さよなら、bucho & s-tanno
という感じでひとまずはコレくらいの操作を覚えておけば、気軽にvirtualenvが使えそうです。下記URLに詳しくのっているので、こちらもご参照ください。